ペンドラペンドラ

こんにちは!ペンドラです。

今回はプレフィックス発信(中継電話)について説明していきたいと思います。

通話料が安くなるプレフィックス発信(中継電話)ですが、プレフィックス発信(中継電話)の発信方法、料金発生の仕組み、IP電話との違いをしっかりと理解している人は少ないのではないでしょうか。

プレフィックス発信とは?

プレフィックス発信(中継電話)とは、中継電話会社の回線を介して行われる通話のことです。

上の説明だけではわかりずらいと思いますので、1つずつ順を追って説明していきたいと思います。

通常の通話方法

通常の通話の場合、以下のようなフローにより通話することができています。

通常通話の仕組み

自分のスマホ(A社と契約)から相手に発信をする場合、A社の音声通話設備を通り、さらにB社の音声通話設備を通ったうえで相手のスマホ(B社と契約)に繋がります。これが通常の通話の方法です。

プレフィックス発信の方法

対するプレフィックス発信の場合、通常通話のフローに加えA社の音声通話設備とB社の音声通話設備の間に中継電話会社の設備が入ります。図で表すと以下のとおりです。

プレフィックス通話 仕組み

つまり、簡単に言ってしまえば、通常の通話と比べ間に中継会社の通話設備が入っている以外は何も変わらないのです。

どうして通話料金が安くなる?

くまおくまお

間に中継会社の通信設備が入ったら通話料金は高くなりそうな気がするけど…

通常であれば、くまおくんの言うように、間に入る会社が増える分通話料が高くなりそうな気がします。

この点を理解するのに欠かせないポイントが「誰が通話料を請求するか」です。

通常の通話の場合

通常の通話の場合の料金発生については以下の図のとおりとなっています。

通常通話 料金発生の仕組み

この場合、通話料を請求するのはB社で通話料を支払う必要があるのはAさんになります。

この時、B社は通話料を受け取りますが、同時にC社に対して設備使用料(=接続料)を支払っているのです。

通話料はキャリア(Docomo、au、Softbank)であろうと格安SIM(MVNO)であろうと、30秒20円の料金体系を使用していることが多いです。

また、設備使用料(接続料)については、多少ばらつきはあるものの、大体30秒2円の料金です。

つまり、B社は30秒当たり18円(20円-2円)の儲け、C社は30秒当たり2円の儲けを得ることになります。

先ほどポイントとして挙げた「誰が通話料を請求するか」についてですが、上でも説明しているとおり、B社が通話料を請求することができ、料金設定もB社が自由に行うことができます。

プレフィックス発信の場合

プレフィックス発信(中継電話)については以下の図のとおりとなっています。

プレフィックス発信 料金発生の仕組み

この場合、通話料を請求するのは中継会社で通話料を支払う必要があるのはAさんです。

中継会社はB社とC社の音声通話設備を使っていますので、B社とC社に設備使用料(接続料)を支払う必要があります。

具体的な料金に置き換えて説明したいと思います。

例えば、中継会社は通話料を30秒あたり10円に設定したとします。

そうすると、Aさんは通話料として中継会社に30秒当たり10円の料金を支払います。

同時に中継会社はB社とC社それぞれに30秒当たり2円の設備使用料(接続料)を支払います。

そうするとどうでしょうか。中継会社は30秒当たり6円の利益を得ることができるのです!

この仕組みが成り立つためには、料金の請求者が中継会社であることが必須不可欠であることがよくわかると思います。

仮にB社が料金設定できてしまったら、中継会社は一切利益を得ることができなくなってしまうのは一目瞭然ですよね?

くまおくまお

プレフィックス発信ってこうやって成り立ってたんだ!

ペンドラペンドラ

そうだね!

IP電話との違いは?

くまおくまお

最近IP電話ってよく耳にするけど、プレフィックス発信とどう違うの?

IP電話とプレフィックス発信の違いについて以下で表にまとめてみました。

なお、IP電話について詳しく知りたい方は「IP電話とは?IP電話のメリット・デメリットを解説!」で詳しく紹介していますのでよければご覧ください。

IP電話 中継電話 比較表

違い①:使用回線

1つ目の違いとして、使用回線が異なる点が挙げられます。

プレフィックス発信(中継電話)は電話回線を使用しているのに対し、IP電話はデータ回線を使用しています。

違い②:電話番号

2つ目の違いとして、電話番号が異なる点が挙げられます。

プレフィックス発信(中継電話)は普段使用している電話番号と変わりません。ただし、特定のアプリを使用して電話を発信する必要があり、発信するときには通常の電話番号の前にプレフィックス番号がつきます。

くまおくまお

プレフィックス番号ってなんだ?

ペンドラペンドラ

すっごく簡単に言ってしまえば、中継電話会社を特定するための番号ってことだよ!

なお、プレフィックス発信(中継電話)の場合、相手からの電話を受信するときにはプレフィックス番号がついている必要はありません(=通常の電話番号で受信できます)。

対するIP電話は050発信の電話番号が新たに付与され、プレフィックス発信(中継電話)と同様に特定のアプリで発信する必要があります。

また、受信するときも050受信になるため、相手に050発信の電話番号を登録してもらう必要があります。

違い③:通話品質

3つ目の違いとして、通話品質が異なる点が挙げられます。

これは「違い①:使用回線」の違いによって発生するものになります。

プレフィックス発信(中継電話)の場合、通常の電話回線を使用しているので、通話品質は通常の電話と変わりません。

対するIP電話はデータ回線を使用しているため、どうしても通話品質が落ちてしまいます。

通話品質が落ちるのは避けたいという人の場合は、プレフィックス発信を使用することをオススメします。

違い④:通話料

4つ目の違いとして、通話料が異なる点が挙げられます。

プレフィックス発信(中継電話)の場合、通話料は30秒10円程度に設定されていることが多いですが、IP電話の場合30秒8円程度に設定されていることが多いです。

ただ、そこまで通話をしない人であれば、あまり大きな金額にはなりませんので、そこまで気にする必要はないかと思います。

まとめ

今回はプレフィックス発信(中継電話)について説明してきました。

今回の内容を読んで、プレフィックス発信が意外と使いやすいことに気が付いた人も多いのではないでしょうか。

なお、プレフィックス発信(中継電話)である「楽天でんわ」は利用登録さえしてしまえば音声通話ができる人であれば誰でも使うことができますので、興味のある方は試してみてはいかがでしょうか(通話料は当然かかりますが、アプリの利用料は無料です!)。

それでは快適な音声通話ライフをお送りください!